近畿圏唯一の5学科3コースを有する総合学園

　星翔高校では、様々な実習や体験を通じて「何も分からない状態からでも、まずはやってみる」というチャレンジ精神を鍛えることができました。新しいことや目の前にあることに挑戦する力は、夢や目標を叶える材料になると思っています。
　将来の夢は、TOYOTA GAZOO RACING (TGR)でF１ドライバーになることです。これまではスポンサー活動を自ら行いレースに出場していましたが、オーディションを受け、レース資金やトップカテゴリーまでの参戦サポートという環境下で出場できるTGRに入ることができました。
　みなさんもこの先、様々な場面で大きな失敗や挫折を経験することがあると思います。そこで、いかに諦めずに挑戦し続けられるかがカギとなっていきます。私もTGRに入るまではたくさんの挫折を繰り返してきましたが、乗り越えて挑戦し続けたことで前に進むことができました。まずは失敗してもいいので、何かに積極的に挑戦でき、失敗してもすぐに切り替えられる力を身につければ夢や目標を叶えられる一歩になると思います。がんばってください！

　クラスや部活動の友達・先輩たちと日々楽しく学校生活を送れたことが、高校生活の良い思い出です。学校生活を過ごす上で身についたコミュニケーション力や人間関係構築の大切さは、働き始めた今も大切な力だと感じています。
　現在は駅員として、接客やICカードの処理などを担当しています。慣れない業務に戸惑うこともありますが、自分の夢を叶えるため日々前向きに業務に取り組んでいます。
　将来は、一人前の運転士として働くことが目標です。みなさんも準備を惜しまず達成を信じて、最後まで諦めずに頑張ってください。

　中学生の頃から工業技術に興味があり、星翔高校に入学しました。在学中は電気自動車研究部に所属し、レースへの出場はもちろん、出場している企業との交流など、部活動でしかできない経験をすることができたことが思い出に残っています。
　工業科の実習や部活動を通して、「実践的な考えを持つ力」が身についたと感じています。物理などで、「この問題は現実だとどうなるだろう」といったイメージをする力を身につけると同時に、そのイメージをもって楽しく勉強に取り組むことができるようになりました。
　将来は、研究開発の職に就きたいと考えています。これまでの経験から、「過去の自分に恥じない生き方をし続ける」ことが、10年・20年と言わず、一生をかけた私だけの目標です。

　在学中には、なぎなた部での活動の傍ら、たくさんの資格取得に励みました。机に向かって勉強することが苦手な私でも、やり方さえ掴めれば自分も勉強できるのだと自信に繋がったと思います。
　進路に迷っていた頃、もともと重機に興味があったことから担任の先生が港湾職業能力開発短期大学校を紹介してくださり、オープンスクールに参加しました。そこで、女子生徒がホイールローダを運転していたり、実際にクレーンに乗っているようなシミュレーションルームがあったりと、とてもわくわくする環境でした。港の仕事は力仕事がほとんどで女性が活躍できることはほぼないと思っていた私には衝撃的で、同時に魅力を感じました。
　私はいつか港湾の花形といわれるガントリークレーン（コンテナ貨物などの積み卸しをする巨大なクレーン）の運転士になりたいという目標があります。女性が少ないガントリークレーンの運転士に強い憧れを抱いているので、そのためなら辛いことも乗り越えていけます。

　先生に「継続は力なり」と言われ、難しい授業や夏期講習にもこつこつと取り組んだ3年間でした。ストレスが溜まることもありましたが、自分なりのリフレッシュ法を見つけ切り替えていました。その結果、在学中に英語検定2級と漢字検定2級に合格することができ、持続力も身についたと感じています。
　受験期には、電車の中で英単語帳を読むことを習慣とし、過去問を何度も繰り返し解きなおしました。間違った箇所や疑問のある所も先生にすぐ質問し、自分で正解できるまで反復練習を行ったのが希望大学合格に繋がったと思います。
　大学では、自分の得意科目だった好きな英語をより深く学び、そして「誰かの見本となれるような人になる」ことが目標です。

　小さい頃から体を動かすことが好きで、星翔高校のスポーツコースに入学しました。部活動は女子サッカー部に所属し、先輩・先生方に対する礼儀や何事にもチャレンジすることの大切さを学びました。
　在学中に一番思い出に残っているのは、修学旅行です。普段話すことがあまりなかったクラスメイトとも話すきっかけになり、クラス全体の仲が一気に深まったと感じました。それを機に、3年次の球技大会や体育祭、星翔祭など、学校行事が一気に楽しくより団結することができました。
　将来は、スポーツに関わる職業に就き、日本だけではなく世界でも活躍できるような人になりたいです。そのために、部活動での経験を活かし、これからも失敗を恐れずチャレンジし続けていきます。