校長室だより

令和8年度 1学期始業式を実施しました!

 本日(4月8日)、令和8年度第1学期始業式を予定どおり実施しました。
 前日の雨と風で正門の桜は花をだいぶ散らしましたが、なお春の名残を感じさせる中、新年度のスタートを切ることができました。

 

 式では、校長から「ABCDの法則」に触れながら、特に挨拶の大切さについて講話を行いました。挨拶は礼儀であると同時に、自ら学校の空気を明るくし、よい人間関係をつくる第一歩であることを生徒に伝えました。あわせて、新しい学年の始まりにあたり、胸を張って前に進んでほしいというメッセージを送りました。

 

 講話の後には、新たに着任された先生方の紹介を行うとともに、生徒顕彰も実施しました。
 新しい出会いと仲間の頑張りを全校で共有し、令和8年度のよいスタートとなりました。

 本日の講話全文と、始業式の様子を撮影した写真をあわせて掲載します。

 

【校長講話】

 みなさん、おはようございます。
昨日の雨と風で、正門の桜もだいぶ花を散らしましたが、なお春の名残を感じさせる中、こうして皆さんとともに、令和8年度第1学期始業式を迎えることができました。


 4月6日には、入学式を行い、新入生316名を迎えました。
3学年揃ってスタートする今日は、2つのことをお話しし、さらに令和7年度末に本校を退職、離任された先生方、そして新年度、お迎えした先生方を報告・紹介します。


 一つ目です。
 節目の式では、私は毎回、ABCDの法則を確認しています。
1年生にも入学式、新入生研修で伝えました。1年生は、入学後、聞くのが早くも3回目になりますね。


 A(当たり前のこと)をB(馬鹿にせず)、C(ちゃんとできる人が)、ほんとうにD(できる人)です。


 今日はその中でも、まさにABCDのA、挨拶について、改めて話をしたいと思います。
 挨拶の大切さは、皆さんも何度も聞いてきたと思います。ですから今日は、別の言い方をします。


 挨拶は、単なる礼儀ではありません。先に挨拶した人が、その場の空気を変えるのです。
 朝、教室でも廊下でも、誰か一人が明るく「おはようございます」と言うだけで、その場は少し明るくなります。逆に、誰も言わなければ、空気は重くなります。


 つまり挨拶は、「よい人間関係ができてからするもの」ではなく、よい空気やよい関係をつくるために、先にするものです。
 しかも、挨拶は才能ではありません。勉強や運動には得意不得意がありますが、挨拶は習慣です。するか、しないかです。


 新しい学年の始まりにあたって、ぜひ皆さんには、自分から学校の空気をよくする人になってほしいと思います。


 二つ目です。
 月間朝礼という毎日異なるテーマの短い記事を掲載している月刊誌があるのですが、その4月号に、始業式にちょうどふさわしい話がありましたので、紹介します。4月3日の「希望膨らむ春」という文章です。


 皆さん、春という言葉の語源を知っていますか。
 一つは「張る」です。張るとは、大きく広がることです。英語のSpringにも「跳ねる、湧き出る、芽吹く」といった意味があると紹介されています。春は、命が力強く動き出す季節だというわけです。


 新年度は環境が変わる人も多く、不安や緊張を抱えることもある。けれども、土をはねのけて伸びる新芽のように、胸を張って前進していきたい、と書かれています。


 私は、この「胸を張る」という言葉が、とてもいいと思いました。
胸を張ると、自然に背筋が伸びます。視線も上がります。少し前向きな気持ちになります。 そして、胸を張っていると、自分から挨拶もしやすくなります。逆に、下を向いていては、なかなか声は出ません。


 新しい学年の始まりです。期待もあるでしょうし、不安もあるでしょう。でも、そんなときこそ、まず胸を張ってほしい。そして、自分から挨拶をしてほしいと思います。


 大きな目標を立てることも大事です。しかし、本当に大事なのは、毎日の小さな行動です。 自分から挨拶をする。相手の目を見て、きちんと声をかける。 そういう当たり前のことを、当たり前に積み重ねていくことが、皆さん自身をつくり、クラスをつくり、学校をつくっていきます。


 春は、新しいスタートの季節です。 土をはねのけて伸びる新芽のように、皆さん一人ひとりが、それぞれの場所でしっかり前に進んでくれることを期待しています。今年度も、ABCDの法則を大切にしながら、まずは挨拶から、よいスタートを切ってください。
 以上、校長からのメッセージとします。