校長室だより

3学期終業式を実施しました!

 みぞれ混じりの雨が降る中、1,2年生が元気に登校し、令和6年度の3学期終業式を予定どおり終えることができました。

 

【校長講話】
 みなさん、おはようございます。校長の辻井です。令和6年度末、3学期の終業式を迎えることができました。
 朝からみぞれ混じりの雨が降り、非常に寒いですが、気づいているでしょうか。正門の桜のつぼみも膨らみはじめ、春の到来を確かに感じさせます。


 2月22日には、多数のご来賓、保護者に参列いただき、第86回卒業証書授与式を挙行しました。3月6日に校長室で行った2回目の卒業式と合わせて、209名の先輩たちが巣立っていきました。
2年生は、2月26日から3月1日かけて、江ノ島、鎌倉、東京方面に修学旅行に行ってきました。私も、付き添い者の1人として同行しましたが、生徒の自主性を尊重した大変よい修学旅行でした。


 さて、令和6年度は、皆さんにとってどんな1年間だったでしょうか。
 私がいつも言っているABCDの法則、A(当たり前のことを)B(馬鹿にせず)C(ちゃんとできる人)がほんとうにD(できる人)を実行できたでしょうか。
振り返ってみて、自分が成長できたと感じることはありますか?また、もっと頑張れたのではないかと悔やまれることはありますか?どちらにせよ、大切なのは「次にどうするか」です。
挨拶がしっかりできた、授業に真剣に取り組んだ、部活にがんばった、資格がとれたなど、がんばれたことが何かあるはずです。がんばれたこと、成果を出せたことに自信をもって、次の学年に進んで欲しいと思います。


 3月8日に進級判定会議を行いました。
 残念ながら、長期欠席、学業不振等で進級が認められなかった人もいますが、46名が皆勤と認定されるなど、頑張っている生徒もたくさんいるという報告を受けました。がんばりに敬意を評したいと思います。
 今日、登校している皆さんは、やるべきことを着実に果たし、進級が認められました。
皆さんの学校生活に対する思いや姿勢はさまざまですが、それぞれの学年が進み、1年生は学校の中核となる2年生に、2年生は最高学年の3年生として学校の顔になります。
 特に3年生にとっては、進路希望を実現させるための大切な1年です。新しい学年は、今の自分を超えていくチャンスでもあります。目標に向かって努力することは決して簡単ではありませんが、一歩ずつ、難しければ、半歩でも前に進めば、必ず成長できます。


 明日から春休みですが、新年度をよい状態で迎えられるように忘れないで欲しいこと3つを伝えて、話を終えたいと思います。


 まず 「安全第一」 です。交通ルールを守ることはもちろん、事故やケガに気をつけることを忘れないでください。


 次に 「学びを止めないこと」。春休みは自由な時間が増えます。休みのゆるやかに流れる時間を有効に使い、これまでの学習を振り返り、新しい学年に備える良い機会です。

 全学年、共通の課題として、ワンウイークトライアルが出ていると思いますが、面倒くさがらず、取り組みましょう。また、毎日少しでも本を読んだり、自主学習を続けましょう。


 そして 「心を豊かにすること」。春の自然に触れたり、家族や友人との時間を大切にしたりして、心をリフレッシュしてください。このことは、先生方にもお願いしておきます。


 最後に、皆さんが元気な笑顔で新学期を迎えられることを心から願っています。春の陽射しのように明るく、温かい心で新しいスタートを切れるよう、充実した春休みを過ごしてください。
それでは、4月8日、新入生とともに、元気な姿で会いましよう。
 以上、校長からのメッセージとします。