校長室だより
3学期始業式を実施しました!
↑冒頭、新年の挨拶
1月8日(水)、第3学期始業式を体育館にて行いました。
【校長講話】
みなさん、おはようございます。
3学期始業式を迎えることができました。年が明けて、8日目になりますが、改めまして、明けましておめでとうございます。
冬休みはいかがでしたか?充実した時間を過ごせましたか?
幸い、冬休み中の事故等の報告は受けておりません。今朝も、正門に立ち、皆さんを迎えましたが、元気に登校し、挨拶もしっかりしてくれ、大変、嬉しく思いました。
さて、今日は、年度の最終区切りである3学期を迎えるにあたり、二つのことをお話ししたいと思います。
一つ目は、「半歩先へ」というお話です。一歩の半分、半歩です。
年明けの2日、3日に恒例の箱根駅伝が行われました。テレビで多くの人が観戦したと思います。
皆さんも知ってのとおり、青山学院大学が2年連続、8回目の総合優勝を果たしましたね。その青山学院大学、陸上競技部監督の原晋さんは、次のようなことを語っています。
「一歩ではなく「半歩先」というのが私の口癖だが、壮大な目標を掲げる のではなく、手が届くところにある目標を着実に達成していくことが大事なのだ。その半歩が積み重なったとき、4年間でものすごい成長につながっていく」
皆さんの半歩先の目標はどのようなものでしょうか。
たとえば、去年まで、遅刻の多かった人が、新年、新たな気持ちで、まず、明日は遅れずに頑張って登校する。それを積み重ねれば、3学期だけでも皆勤という大きな成果を得ることができます。
読書が苦手な人は、「本を毎日1ページ読む」でも構いません。 休まずに続ければ、確実に知識や教養を身につけることができるはずです。
これは、小さな目標を積み重ねる人だけでなく、大きな目標を持つ人にとっても有益なアドバイスだといえます。心に留めて、2025年の学校生活をスタートさせて欲しいと思います。
二つ目は、3学期の始めに校長として、毎年言っていますが、皆さんに是非とも伝えておかなければならないことです。
全員が進級・卒業できるよう学校で送る時間を大切に過ごして欲しいということです。
年が明けて、いよいよ3年生は、実質の授業日が5日、考査日、登校日、卒業式予行、卒業式当日を含めても、登校日の合計が11日だけとなりました。多くの人は進路が決まっているようですが、これから共通テストや一般入試に挑戦する人もいます。準備してきたことを最大限発揮できるようコンディションを整え、臨んでほしいと思います。進路が決定している人は、それぞれの進路先に応じた準備を進めなければなりません。
また、1,2年生についても、学年末考査を除いた実質の授業日はそれぞれ26日、22日しかありません。特に1、2学期の成績が不振であった人にとって、この短い期間の過ごし方で、進級できるかどうかが決まります。
きちんと進級するには、どのような学校生活を送ればよいのか。またかと思うかもしれませんが、いつものABCDの規則です。
A:当たり前のことを、B:馬鹿にせず、C:ちゃんとできる人がほんとうに、D:できる人 を実践するということです。
今日の一つ目の話と趣旨は同じです。
加えて、3学期は入学試験があります。1月20日から願書の受付が始まり、2月10、11日の入試を迎えます。皆さん、それぞれ本校を受験した頃の気持ちを思い出してください。受験生が本校に来て、廊下や階段を歩き、皆さんの使っている「教室」で「机」で受験するのです。受験生が気持ちよく試験を受けられるよう、きれいな学校・教室・机にしましょう。今日から、さらに意識して、学校の施設を丁寧に使ってください。
以上、「半歩先へ」「全員がきちんと進級・卒業をめざす」という2つのことを始業式の校長からのメッセージとします。
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