クラブ活動

電気自動車研究部 '21エコデンレースで全国優勝!

 12月19日(日)「‘21 エコデンレース」が大阪市此花区の舞洲スポーツアイランド「空の広場」で開催されました。エコデンレースとは、各学校・チームが製作したオリジナルの一人乗り小型電気自動車で、12V3Ahバッテリ(50cc原付に搭載されているもの)または、充電乾電池1.2V×10本をエネルギー源とし、40分間で多くの距離を走行する競技で、1995年に万博記念講演で第1回大会が開催され、全国から多くの工業高校などが参加してきました。昨年はコロナ禍で中止となり今年で27回大会となりましたが、残念ながら本年をもって最後の大会となりました。

 今大会にはバッテリ部門に65台、充電池部門に21台が参加。例年会場となる万博公園ではなく、舞洲スポーツアイランド「空の広場」での開催となり、各チーム走行したことがないコースによる非常に難しいレースを強いられることとなりました。

 本校電気自動車研究部は、バッテリ部門に3台、充電池部門に2台がエントリー。本校「白鴉(しろがらす)」は今年製作したマシンで、機械工学科3年生乗車により30周走行しました。2位以下に1周の差を付けて堂々の優勝。本校は開催初年度から参加していますが、悲願の初優勝。夏休み以降、車両製作や整備をしてきた部員達の努力が報われました。 なお、本校「喜鵲(きじゃく)」は8年目のマシンでコミュニケーションシステム工学科2年生が乗車して結果は24位、同じく本校マシン「黒文鳥」は工業技術系1年が乗車し22位でした。

 また、充電池部門では「白鴉」に機械工学科3年生が乗車して8位、「喜鵲」については機械工学科2年生が乗車し25周で5位となり、この結果「全国自動車研究会会長賞」受賞しました。

 今回の結果は、部員達の日々の努力はもちろんのことですが、スポンサーの皆様、保護者の皆様の協力や応援いただいた卒業生などの力があってのものだと感じています。次年度も多くのレースに参加して皆様の期待に応えられるよう、上位入賞を目指して頑張りたいと思います。引き続きご声援よろしくお願いします。