1学期終業式を実施しました!

7月20日(木)、1学期終業式を行いました。4年ぶりの体育館での実施です。校長講話の後、顕著な成績をあげたクラブ、個人の紹介、資格取得にがんばった生徒の顕彰も行いました。詳細は、校長講話をご覧ください。

 

【校長講話】

 みなさん、おはようございます。
 1学期の締めくくりの日である終業式の日を迎えることができました。
 体育館でこのように一堂に会して、1学期末、皆さんに話ができるのは、実に4年ぶりです。4年前は、エアコンも設置されておらず、暑い中の終業式でしたが、今日は、快適な環境下で実施できること嬉しく思っています。
 さあ、明日からいよいよ夏休みが始まります。
 今、みなさんは、これからの休みをどのように過ごそうかと、わくわくしていることと思います。はやる気持ちを少し抑えて、5分程度ですので、私の話に耳を傾けてください。
 夏休みというのは、決められた時間割、クラブ活動などがあるいつもとは違い、自分のペースや考えで物事を進めることができる期間です。
 言い方を変えれば、いつも言っているABCDの法則、今日は、内容を繰り返しませんが、当たり前のことをするのにも、意志力が求められるということです。
 自分が試される期間ですので、夏休み中、充実した日々を送り、いろいろな面で大きく伸びる人がいる一方、何となく過ごし、生活リズムを崩してしまい、2学期、スムーズに学校生活をスタートできない人もいます。
 休業中は、規則正しい、とは言え、たまに寝坊するのも夏休みかなと思いますが、何よりもメリハリのある生活をすることによって、心のエネルギーを蓄え、当たり前のことに加えて、日頃できないことにもチャレンジして、思い出に残る夏休みにして欲しいと思います。


 特に3年生は、進路決定を目前に控えており、夏休みの過ごし方が非常に重要になります。就職希望者に対しては、8月に就職講座を実施します。昨日も、近くの美鈴紙業の総務部長さんに面接のお願いをしてきました。学校が用意した機会を最大限活用し、希望、夢を引き寄せてください。
 また、アドバンスコースは、早速、明日から28日までと、1ヶ月後の8月の21日からの週に例年どおり、進学講座がありますが、今年度は、希望者に対しても、英語、数学の夏期特別講座を設定しています。この機会が自己実現への一歩になることを願っています。
 

 さて、今、自己実現に向けて、3年生は大切な時期であること、1、2年生についても夏期特別講座を設けていることなどを話しました。準備をしっかりすることが自己実現につながるということは言うまでもありませんが、それ以前に思いを実現させるための大切な考え方があります。今日はその考え方を皆さんに紹介して、1学期末の校長からのメッセージのまとめとしたいと思います。
 昨年、亡くなった京セラの創業者である稲盛和夫さんがその著書「生き方」で書いておられることです。その一部を抜粋して読み上げます。


 『「心が呼ばないものが自分に近づいてくるはずがない」ということを、信念として強く抱いています。
 実現の射程内に呼び寄せられるのは自分の心が求めたものだけであり、まず思わなければ、かなうこともかなわない。
事をなそうと思ったら、まずこうありたい、こうあるべきだと思う。それもだれよりも強く、身が焦げるほどの熱意をもって、そうありたいと願望することが何より大切になってきます。』


 まず思うことが大切だということです。目標は、夢や希望などの思いがない状況からは生まれてこないのです。この夏休み、寝ても覚めても強烈に思い続けられることを見つけてくれることを期待しています。
 結びになります。夏休み中、どうか安全無事でいてください。けがや事故のないように。ルールを守り、自分を大切にし、8月25日に元気に顔を見せてくれることを心から願っています。


 それでは、続けて、この1学期、特筆すべき成果を挙げたクラブ、個人を紹介します。


 男子卓球部と男子バレー部は近畿大会に、男子バレー部の3年川上晃八君、2年小田崇人君はビーチバレー近畿大会へ出場します。また、なぎなた部の2年沢田龍生君は全国大会にあたる幸村杯に出場します。
 さらに、10月、鹿児島で開催される特別国民体育大会、いわゆる国体に向け、バスケットボールの大阪府少年男子チーム代表選考会が行われ、本校の男子バスケットボール部の1年川口寿音歩君が代表選手として選ばれました。


    今、紹介した皆さんは、強い思いを持っていたからこそ、成果をあげられたのだと思います。さらなる活躍、飛躍を心から祈っています。その他、多くのクラブがこの夏休み中にさまざまな大会、コンテストに出場を予定しています。8月25日の2学期始業式には、がんばった結果を皆さんに伝えられることを期待しています。


 次に、資格取得で頑張った生徒を紹介し、顕彰したいと思います。本校には、同窓会の支援を受けて、星翔マイスター顕彰制度という資格取得を奨励し、成果をあげた生徒を讃える制度があります。取得した資格や検定試験などを難易度に応じて点数化し、規定点数以上に達した生徒にはそれぞれプラチナ賞、ゴールド賞、シルバー賞の顕彰を行っています。今日は、その賞に輝いた生徒を紹介し、この場で認定証書を手渡し、がんばりを讃えたいと思います。

 

星翔マイスター 認定者】(すべて3年生)

(  )内は、所属。電気工学科はE、コミュニケーションシステム工学科はCSと標記。

プラチナ賞

 栗田 歩幸(E)、 面木  音(E)

ゴールド賞

 木下 一麒(E)、釘田 遼太郎(E)、大谷 蒼司(E)、洲濱 康輝(E)

シルバー賞

 藤本 卓也(CS)、吉田 泰(E)、多保田 響輝(E)、南 勇汰(E)

 

 

 


 

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