令和5年度 入学式を実施しました!

本日、4月5日(水)、令和5年度入学式を4年ぶりに保護者とともに来賓にも出席していただき、実施することができました。

 

【校長式辞】

 桜の花びらの舞う春たけなわ、令和5年度入学式を挙行するにあたり、多数の御来賓並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、厚く御礼申しあげます。
 ただ今、295名の生徒に、入学許可をいたしました。晴れて入学された新入生の皆さん、ようこそ星翔高校へ、入学おめでとうございます。高校選びの過程では、いろいろなことがあったと思いますが、最終的には、自らの意思で本校を受験し、入学を果たされました。今、皆さんの胸中は、これから始まる高校生活への夢と希望で、 いっぱいのことと思います。


 今日は、皆さんが本校に入学し、高校生活を送るに当たり、心にとどめて欲しいこと、取り組んで欲しいことを3つ伝えたいと思います。


   1つ目は、「感謝の気持ちを忘れない」ことです。今、この場所にいられるのは、皆さんのがんばりが一番大きいと思いますが、温かく見守ってくれているご家族、これまで指導してくださった先生方、ともに学んだ友人、その他多くの周りの人たちの支え、励ましの賜であったことを決して忘れないでください。


   2つ目は、「挨拶をきちんとする。時間をきちんと守る。授業をきちんと受ける。」など「当たり前のことが当たり前にできる」ことです。A(当たり前のことを)B(馬鹿にせず)C(ちゃんとできる人)がほんとうにD(できる人)をABCDの規則といいます。この当たり前のことを実践することで確実に差が出ます。小さな差が大きな差を生み、結果として自分の「夢」に近づいていくのです。


  3つ目は、本校入学を機に、中学時代の「マイナスの自分」と決別し、「新しい自分」になる決意をすることです。本校は、工業科、普通科、国際科を有する創立八十六年目を迎えた伝統ある総合学園です。本校には、皆さんの夢や希望をかなえるための様々な機会が準備され、サポートしてくれる先生方が待っています。2つ目にあげた「当たり前のことを当たり前にする」ことを基本に、本気で勉強する自分、部活動に打ち込む自分、壁を乗り越え、夢をつかみ取る自分になる決意を固めてください。
  以上3つのことを念頭において、本校での学校生活をスタートさせてください。
  
   保護者の皆様、本日は、お子様のご入学、誠におめでとうございます。私たち教職員一同は、一致協力してお子様の学校生活を全力で支援してまいります。生徒ひとり一人の個性・適性に応じた、適性重視の実践教育を行い、将来、日本の社会の担い手として成長できるよう指導していきたいと考えております。
  しかしながら、インターネットなどが発達した現代社会では、生徒たちを取り巻く環境は大きく変化しています。学校だけ、家庭だけでは対応が難しい課題が多数出てきています。お子様の変化を見逃さないよう、学校と保護者の皆様との密接な連携と相互信頼が不可欠です。保護者の皆様方には学校の教育方針などについてご理解、ご協力をお願い申しあげます。


  最後になりますが、新入生の皆さんが、今日のこの感激を忘れず、本校で学ぶことに誇りを持って、健康で安心安全な、そして意義のある学校生活を送られることを祈念して式辞といたします。

令和5年4月5日
 星翔高等学校

校長 辻井 安喜
 

 

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