1学期始業式を実施しました!

 朝、久しぶりに正門に立ち、生徒を出迎えました。新入生の初々しい姿、元気な挨拶に感動しました。

 

【校長講話】

 みなさん、おはようございます。
 令和4年度第1学期始業式の日を迎えることができました。
 新型コロナウイルスの新規感染者数の全国の総集計が2週連続で増加し、感染再拡大の傾向が明確になってきました。2年3カ月振りに対面での式を考えていましたが、このような感染拡大状況を鑑み、今回も放送で実施することとしました。静かに耳を傾けてください。

 放送での式が2年以上続き、皆さんの話を聞いている様子が私からは見えません。私がこうして話をしている最中、私語をしている人はいませんか。人の話を聞けないということは、自らさまざまな情報のチャンネルを閉じて、成長の機会を逃しているということです。まず、人の話を聞く姿勢を身につけなければなりません。
 さて、連日、ロシア軍のウクライナ侵攻について、その惨状が報道されています。緊迫した国際情勢の中、迎えた令和4年度ですが、4月5日には、入学式を挙行し、新入生255名を迎え、今日は、3学年揃ってのスタートの日です。
 新年度を迎えるに当たり、皆さんに改めて意識して欲しいこと2点を述べた後、年度当初の先生方の人事異動、すなわち年度末に本校を退職、離任された先生方、新年度、お迎えした先生方を報告・紹介します。

 一つ目です。
 最初に述べたとおり、新型コロナウイルスについては感染の再拡大傾向がはっきりしてきました。新規感染者数の増加は、特に10代から20代に顕著で、感染力が強いとされるオミクロン株の別系統「BA.2」が国内でも支配的になりつつあるとのことです。今後とも油断することなく、マスク着用、手指の消毒、密を避けるなどの感染防止対策をしっかりやってください。朝のSHRのけんこう観察カードの記入も継続して行いますので、朝の検温を忘れないようにしてください。

 二つ目です。
 今日は、少し難しいかも知れませんが、17世紀のフランスの哲学者、デカルトの言葉を紹介します。彼の著作「方法序説」の一文です。
「ゆっくり歩む人でも、つねにまっすぐな道をたどるなら、走りながらも道をそれてしまう人よりも、はるかに前進することができる。」
繰り返します。
「ゆっくり歩む人でも、つねにまっすぐな道をたどるなら、走りながらも道をそれてしまう人よりも、はるかに前進することができる。」
どういう意味かわかりますか。不器用に、愚鈍にみえようとも当たり前の正しいことを積み重ねることによって、道が開けるという意味だと思っています。
またかと思ってください。新入生は入学式の式辞で聞き、一昨日の研修でも聞きましたね。いつも言っているABCDの法則のことなんです。
A(当たり前のこと)をB(馬鹿にせず)、C(ちゃんとできる人が)、ほんとうにD(できる人)です。
「挨拶をきちんとする  時間をきちんと守る  授業をきちんと受ける」など「当たり前のことを当たり前にする」ことを改めて、意識して新年度をスタートさせてください。

講話後、離任者、新着任者を報告、紹介。

 

【資格取得に成果をあげた生徒の報告】

 本校の工業科では、星翔マイスターという顕彰制度を設けています。取得した資格や検定試験などを難易度に応じて点数化し、規定点数以上に達し生徒には、それぞれ「プラチナ賞」「ゴールド賞」「シルバー賞」の顕彰を行っています。今日は、令和3年度、2年生の段階で、顕彰が決まった生徒、9名にこの場でひとりひとり認定証を渡し、その頑張りを讃えたいと思います。

 

 

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