令和4年度入学式を実施しました!

 本日、4月5日(火)、令和4年度入学式を多数の保護者の出席のもと実施することができました。今年は、正門の桜もまだ咲き誇っており、好天にも恵まれ、式後、保護者生徒が記念写真を撮る姿が多く見受けられました。

 

【校長式辞】

 花咲く春を迎え、令和四年度入学式を挙行するにあたり、多数の保護者の皆様のご臨席を賜り、厚く御礼申しあげます。
 ただ今、二百五十五名の生徒に、入学許可をいたしました。保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。教職員一同、心よりお祝い申しあげます。
さて、晴れて入学された新入生の皆さん、ようこそ星翔高校へ、入学おめでとう。
 高校選びの過程では、いろいろなことがあったと思いますが、最終的には、自らの意思で本校を志願し、入学を果たされました。夢と希望、そして何より誇りを持ってこの星翔高校へ入学してください。
 今日は、皆さんの高校生活が素晴らしいものとなるよう願って、三つの話をしたいと思います。

 一つ目は、志を高く掲げ、「新しい自分」になる決意をしてほしいということです。三年後の自分、そして十年後の自分はどのようでありたいでしょうか。春は長い冬を経て、多くの植物が芽吹く季節、入学式の今日は、「新しい自分」に向かってスタートを切るのに最もふさわしい日です。本校入学を機に、中学時代の「マイナスの自分」と決別してください。人は、心の在りようを変えれば行動が変わります。日々の習慣が変われば、新たなよき習慣が自分をより高いレベルに押し上げていきます。本気で勉強する自分、部活動に打ち込む自分、壁を乗り越え、夢をつかみ取る自分になる決意を固めて、今日から歩み始めてほしいと思います。

 二つ目は、「挨拶をきちんとする  時間をきちんと守る  授業をきちんと受ける」など「当たり前のことが当たり前にできる」ようになってほしいということです。A(当たり前のことを)B(馬鹿にせず)C(ちゃんとできる人)がほんとうにD(できる人)をABCDの法則と呼びます。このABCDの法則を常に忘れず、これから始まる高校生活を送って欲しいと強く希望します。

 三つ目は、「規律あるそして思いやりのある行動をしてほしい」ということです。集団生活を営む人間社会において、私たち一人ひとりの自由や幸せを維持するため、規律やマナーを守ることは人類が作り出した知恵です。学校もたくさんの先生、生徒が存在するひとつの社会です。自分だけでなく友だちも気持ちよく学校生活が送れるよう協調性を身につけ、思いやりのある優しさをもった人間に成長してほしいと思います。

 最後になりますが、保護者の皆様へお願いいたします。私たち教職員は、お子さまの「最善の利益」、お子さまが「安心・安定して学校に来ることができる環境を確保する」ことを判断基準として、お預かりしたお子様の自己実現に向け全力で応援いたします。そのためには、学校と保護者の皆様との密接な連携と相互信頼が不可欠です。各ご家庭におかれましても学校の教育方針をご理解の上、お子様の基本的生活習慣の指導には格別のご協力をお願い申しあげます。

 新入生の皆さん一人ひとりが、「夢」を持ち、その実現に向けて一歩一歩確かな歩みを続け、大きく成長することを記念して式辞といたします。

                                                              令和4年4月5日
                                                                  星翔高等学校
                                                               校長  辻井 安喜

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