令和3年度 3学期終業式を実施しました!

 冷たい雨の降る中、3学期終業式を行いました。今回も、大事をとって放送での実施としました。午後は、きれいな晴れ間が広がりました。写真は、まさに開花しようとしている正門の桜です。

 

【校長講話】

 みなさん、おはようございます。校長の辻井です。
令和3年度末、3学期の終業式を迎えることができました。
ここ何日か季節の歩みが少し遅くなっていますが、正門の桜の蕾も大きく膨らみ、まさに開花が間近で、本格的な春の到来を確かに感じさせます。
 2月26日に、第83回卒業証書授与式を挙行し、194名の先輩たちが巣立っていきましたので、本日の終業式は、1,2年の2学年だけです。
 令和3年度を振り返ってみれば、2年続きで、新型コロナに振り回されたと年度と言えるでしょう。特に、年明けからは、オミクロン株が猛威をふるい、繰り返し臨時休校をせざるを得ませんでした。2年生の修学旅行は中止を余儀なくされ、楽しみに準備を進めていた皆さんの落胆ぶりを想像するとほんとうに心苦しく思います。
新型コロナウイルスについては、昨日、まん延防止等重点措置が解除されましたが、今も、感染拡大の収束は見えていません。そのため、今日も、一堂に会することはせず、放送での終業式にしました。


 さて、3月10日に進級判定会議を行いました。残念ながら、学業不振等で進級が認められなかった人も少なからず出ました。一方で、評点の平均が85点以上の生徒が1年生10名、2年生で12名おり、特待生と認定されました。また、1年生では、113名、2年生では、56名が皆勤と認定されるなど、頑張った生徒もたくさんいます。いずれにしても、今日、登校している皆さんは、やるべきことをやり進級が認められた人たちです。皆さんめいめいの学校生活に対する思い、姿勢はさまざまですが、それぞれ学年が進行し、2年生、3年生となります。

 新2年生は中核学年として、 新3年生は進路希望を実現させるための大切な1年です。4月になれば、君たちのくっきりした一年、一年にさらに強い彩りを与えるさまざまなできごとが始まります。
明日から春休みですが、新年度をよい状態で迎えられるように忘れないで欲しいこと3つを伝えて、話を終えたいと思います。

 一つ目です。
安全無事でいてください。けがや事故のないようにしてください。

 二つ目です。
休みのゆるやかに流れる時間を有効に使い、新年度に備えて欲しいと思います。

 三つ目です。
新型コロナウイルス感染防止対策を油断することなく行い、くれぐれも自分自身の健康と生活管理には、気を配ってください。

 以上3点をしっかり守り、4月8日、新入生とともに、元気な姿で会いましよう。

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