2学期終業式を行いました!

12月24日(金)、2学期終業式を放送で、実施しました。

 

【校長講話】

  みなさん、おはようございます。

  校長の辻井です。話を聞く姿勢はできているでしょうか。2学期の終わりに当たって、校長から皆さんへのメッセージをこれから伝えます。5分程度ですので、耳を傾けてください。
2021年もあと1週間あまり。結局、昨年に続き新型コロナ感染拡大の不安にのみ込まれた1年でした。皆さんにとっては、今年はどんな年だったでしょうか?
 その新型コロナの感染もここしばらくは、下火になり、コロナ前の日常が戻りつつありましたが、変異株の「オミクロン株」の市中感染が報告されるなど、制御のきかないウイルスは依然として世界中で広がり続けています。今後とも基本的な感染対策を続けていかなければならないことを改めて伝えておきます。


 2学期は耐震補強工事の影響で、通常の年よりも約2週間遅れてスタートしました。皆さんには、さまざまな面で負担、不便をかけていますが、校舎の工事はほぼ終了し、現在は体育館の工事が急ピッチで進んでいます。また、耐震補強ととともにトイレの改修、知新館については、空調の整備、照明のLED化とともに1階の食堂を改修し、皆さんがより快適に過ごせる空間にしました。来年1月末には、体育館の工事も終了します。卒業式は床をはり替え、空調やトイレも整備、改修した、まさに生まれ変わった体育館で実施できる見込みです。


 さて、学期で最も長い2学期の学校生活を振り返ってみましょう。
ABCDの規則、「A:当たり前のことを、 B:馬鹿にせず、C:ちゃんとできる人が、D:ほんとうにできる人」を実践できたでしょうか。皆さんが日々、積み重ねた学習の成果が成績という結果に表れます。通知票を見るまでもなく、自分の学校生活を振り返ってみれば、わかると思います。大切なのは事実をしっかり受けとめることです。そして原因を考え、それに応じてやるべきことを実行してください。
 行事面では、耐震補強工事に伴い、グランドの一部が使用できないため、体育大会はやむなく中止しました。一方、星翔祭については、コロナ対策に加え、体育館が使用できないなど、大きな制約のある中、予定どおり実施し、皆さんがやれることに楽しみを見いだし、精一杯、取り組んだことは、それぞれの高校生活に鮮やかな彩りを与えてくれたと思っています。また、この2学期は、コロナ感染者数の減少とともに、元気に部活動に励む光景が戻ってきました。


 そこで、一年の締めくくりの終業式に、特筆すべき成果をあげたクラブを2つ紹介し、皆さんとともにその健闘を讃えたいと思います。

 まず、硬式野球部です。本館正面の懸垂幕で紹介しているとおり、秋季大会ベスト4に進出し、センバツ21世紀枠の府の推薦校に選ばれるという快挙を成し遂げました。その成果に対して、11月30日には、日本高野連、毎日新聞社から表彰状が授与されました。残念ながら、近畿地区の候補には選出されず、センバツ出場という大きな夢は実現しませんでしたが、部員の頑張りに敬意を表するとともに、今後の活躍を期待したいと思います。
 2つ目のクラブは、電気自動車部です。12月19日、舞洲スポーツアイランドで開催された「エコデンレース」のバッテリー部門で全国から出場した65台中、1位、優勝するという快挙を成し遂げました。硬式野球部、同様にその頑張りに敬意を表したいと思います。
星翔高校には、今、紹介したクラブに限らず、資格取得等も含めて頑張っている生徒がたくさんいます。校長としてほんとうに頼もしく、嬉しく思っています。


 最後になります。冒頭、触れたのことの繰り返しになりますが、大阪や京都で新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の市中感染が報告されるなど、今後、感染拡大が懸念されます。
 この年末年始、くれぐれも基本的な感染対策を怠らず、自分自身の健康と生活管理には、しっかり気を配り、有意義な冬休みとなるよう過ごしてください。そして、3学期の始業式には、全員元気な顔を見せてくれることを心から願って、2学期終わりの校長からのメッセージとします。

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