1学期終業式をおこないました!
本日(7/2)、放送による1学期終業式を行いました。
【校長講話】
みなさん、おはようございます。
通常より2週間余り早いですが、1学期終業式の日を迎えました。
昨年から続く新型コロナウイルス感染拡大のため、その対応に翻弄された1学期でした。それに加え、耐震補強工事のため、夏休み期間を拡大するなど生徒の皆さんには、負担、不便をかけることになり、校長として申し訳なく思っています。
皆さんの安心、安全を確保するとともに、トイレの改修等も同時並行で行い、環境改善を図るための工事ですので、改めて理解と協力をお願いしたいと思います。
夏休みの過ごし方等については、この後、生徒指導部の加藤先生から具体的な話があると思いますが、私からは、皆さんにこの夏休み中特に意識してもらいたいことを伝えたいと思います。
皆さんはこの1学期、どのようなことに努力をしてきましたか。どれだけ自分が成長しましたか。学校生活には、学年や学期のように節目があります。この学期という節目を顧みて、自分の努力の足らなかったことなどを見つけ、それをどのように改善するかを考えることが大切です。3つのことについて考えてみましょう。
一つ目は、「勉強、学習についてはどうであったか」です。
学校で学ぶ教科は、幅広い知識と教養を身につけ、人格を形成していくうえで、不必要なものは一つもありません。不得意な教科・科目、成績の振るわなかった教科・科目については、夏休みの課題にしっかり取り組むとともに、克服策をじっくり探ってください。学習の効果は、反復と積み重ねによって得られるものです。
特に3年生にとっては、進路決定を目前に控えており、大事な夏休みになると思います。悔いが残らないようやるべきことをしっかりやってください。まさにABCDの規則、「A=当たり前のことを、B=馬鹿にせず、C=ちゃんとできる人が、D=ほんとうにできる人」をこの夏休み、愚直に実践することが、自己実現につながると思います。
二つ目は、「日常の生活はどうであったか」です。
人間誰しも楽な方向へ流れる傾向があります。自分の心にブレーキを持つことができましたか。友だちのよからぬ行動にブレーキをかけられましたか。車にブレーキがなければ大きな凶器です。搭乗者はけがをしたり命を落としたりします。人は心のブレーキすなわち自制心、克己心をもっていなければ、自分自身を滅ぼすだけでなく、他人にも害を及ぼします。この夏休み、一人ひとりが星翔高生であることを自覚するとともに、自分を大切にしてください。
三つ目は、「健康の保持増進はどうであったか」です。
心や体の健康は、まず規則正しい生活から生まれ、知力・体力の向上につながります。夏休み中は、ゆっくり体を休めるとともに、新型コロナウイルスに感染しないためにも、規則正しい生活を心がけてください。
6月16日に実施した健康診断の結果については、皆さんの自宅に郵送しますので、虫歯など治療しなければならないものがあれば、この夏休み中に治してください。
特に3年生は、2年生のとき、中止になった修学旅行を、行き先を沖縄に変更して、9月1日~3日にかけて、実施する予定です。新型コロナウイルス感染拡大状況が収束に向かい、予定通り実施できることを心から祈るばかりです。その修学旅行に万全の体調で参加するためにも健康管理に留意してください。
以上、3つのことを心に留めてください。
加えて、もう1点、学校より皆さんに実行して欲しいことを伝えます。
通常より長い夏休みですので、休み中、期間を2回設け、皆さんに生活状況アンケートを実施します。もちろん何かあれば、いつでも学校に連絡をしてもらえれば結構ですが、7月19日(月)~30日(金)と8月16日(月)~27日(金)の2回の期間に、Google classroomを利用して、「夏休みアンケート」が担任の先生から配信されますので、必ず、回答するようにしてください。
結びに、この1学期に顕著な活躍をしたクラブ、個人を紹介したいと思います。
女子バスケットボール部が、近畿大会に出場し、3位という見事な成績を納めました。
女子柔道部の3年8組の川岸若葉さんが、全日本ジュニア女子柔道体重別選手権大会の大阪府予選会で第3位に入りました。
男子卓球部の2年7組の竹内丈二君が特別普及大会で第2位となりました。なお、男子卓球部は、シングルスで3年1組 角倉秀哉君、ダブルスでは3年1組 角倉・小池組、3年1組 衛守・2年7組 竹内組の2チームが近畿大会への出場が決まっています。また、男子バレーボール部も近畿大会出場を決めています。
同じ学校で学ぶ者として、その頑張りに敬意を表するとともに、近畿大会での活躍を期待して、皆さんで拍手をしてあげてください。
それでは、皆さんの夏休みが有意義なそして「記憶に残る夏休み」になること、そして何より、2学期始業式に元気に登校してくれることを心から願って私の話を終えます。
【星翔マイスター顕彰】
本校の工業科では、星翔マイスターという顕彰制度を設けています。取得した資格や検定試験などを難易度に応じて点数化し、規定点数以上に達し生徒には、それぞれ「プラチナ賞」「ゴールド賞」「シルバー賞」の顕彰を行っています。毎年、卒業式のときに顕彰しているのですが、昨年度末、その卒業生とともに2年生であった電子機械工学科の大川君がゴールド賞を獲得していました。紹介が遅れ、1学期の終業式になってしまいましたが、これから認定証書を私から大川君に手渡ししたいと思います。
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