2学期終業式を行いました
12月20日(金)に2学期終業式を行いました。
【校長挨拶】
みなさん、おはようございます。
2学期の終業式を迎えることができました。
今年の2学期の始業式は8月30日でしたが、その頃は残暑の厳しい日射しと濃い緑の季節でした。毎朝、正門に立っていますが、10月中頃くらいまでは、朝から強い日射しが降り注ぎ、日傘が必要でしたが、日々、太陽高度が低くなり、今では、陰になり、コートが必要な季節になりました。中庭にある樹木も紅葉が終わり、多くは葉を落としてしまい、冬枯れの枝だけになってしまいました。季節の移ろいを強く感じます。
さて、2019年、平成から令和に元号が変わった年も残すところ10日余りになりました。
みなさんにとっては、今年はどんな年だったでしょうか?
今年も、昨年に続き、災害が多い年でした。台風15号、19号が日本列島を直撃し、関東・東北地方に大きな被害をもたらしました。100年に一度の災害が数年レベルで起こる時代になったと思わざるを得ません。
一方、明るい話題では、吹田出身の企業に務めている吉野さんが、ノーベル化学賞に選ばれました。受賞理由はみなさん、わかっていますか。スマートフォンやノートパソコン、電気自動車などに広く使われているリチウムイオン電池を開発し、我々の生活を豊かに変えた研究が、高く評価されたということです。特に電気自動車は持続可能な社会に適している言われており、温暖化対策の一翼を担っています。人類の未来に大きく寄与する研究で日本の企業人が評価されたことを誇りに思います。
学校に話を戻します。
学期で最も長い2学期には、全校行事として、体育大会、星翔祭がありました。両行事とも、それぞれに成果を修め、無事終えることができました。生徒の皆さんの頑張りと指導にあたられた先生方の尽力のお陰であると感謝します。
また、オープンスクールは昨年までは1回だったのですが、今年から10月と11月の2回実施することにしました。2回目の11月16日(土)については、授業日とし、皆さんが授業を受けている様子を来校した中学生、保護者に見てもらいました。私も、中学生とその保護者といっしょに校内を回りましたが、保護者の中には、よそ行きではなく、ありのままの様子を見せてもらってよかったという感想を寄せていただいた方もおり、初めての試みとしては、概ね合格だったと思っています。
そのオープンスクールや入試説明会等、学校PRの場で、校長挨拶をするのですが、今年は、その時、必ず口にしている言葉があります。
「進化が、始まる。」というキャッチフレーズです。
学校を改善し、多くの中学生や保護者に支持される活気ある学校にしていきたい、星翔高校は変わっていくんだ、という思いを込めた言葉であると説明しています。我々教職員も含めて、皆さん一人ひとりの行動が、星翔高校を創りあげていくのです。改める面があれば、直していき、学校をよりよく変えていきましょう。
今日、配布される「保護者会だより」に「ABCDの規則」と「進化が、始まる。」というタイトルで校長挨拶を掲載しています。今、私がしゃべったことが書かれていますので、保護者に是非、読んでもらってください。
「ABCDの規則」については、今日も確認しておきます。「A:当たり前のことを、B:馬鹿にせず、C:ちゃんとする人が、D:(ほんとうに)できる人」です。
「挨拶をきちんとする」「欠席・遅刻をしない」「居眠りせず授業をしっかり受ける」など、当たり前のことを実践することで確実に差が出て、小さな差が大きな差を生み、自分の「夢」に近づくということです。
最後に、年末・年始は生活も不規則になりがちですが、自分自身の健康と生活管理には、しっかり気を配り、3学期の始業式には、全員元気な顔で会いましょう。
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